絵本のくさむら

小鉄の絵本記録

好きすぎて食いちぎっちゃった赤ちゃん絵本 その2

先日、食いちぎられた絵本その1を紹介しましたが、まだあります。

正直言うと食われているものばかりなのですが、特に愛されていたであろう絵本、食いがひどい絵本を立て続けに紹介します。

 

その2はこちら

 

「しっぽ」

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著者:長新太

出版社:のら書店 どうぶつあかちゃんえほん

 

鉄分/☆☆☆☆☆

文字数/少ない

読んであげるなら/約3分

発売年/2015

 

 

 

<この絵本のポイント>

おそらくシルクスクリーン技法によるものなのですが、色が明瞭ではっきりとしていて、形も単純、シンプルな構成になっています。さすが長新太さんです。

 

最初のページに、何かのしっぽが出てきて、あれ?誰のしっぽだろう?と思ってめくると、しっぽの持ち主が次のページで出てくるという流れが繰り返されます。めくる速度を工夫したり、誰だと思う?と問いかけしたり、ワクワクを増幅させながら読んであげると、ページをめくる手を見つめる子の目がキラキラ輝きます。

読みなれてくると、息子は自分で「誰かな~?」と言いながら一人音読していました。単純な仕掛けだけど子どもの心をグッとつかむみたいです。

 

どれだけ愛されていたかを次の画像でお見せしましょう。

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だいぶ補強されていますね。ページめくりすぎて引きちぎられたり、食いちぎっちゃったりです。

長新太さんの絵本にはとてもおせわになっています。

 

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