イヤイヤ期に活躍した本
友人の子供が2歳半なのですが、今日はこんなことでゴネた、今日はこんなことで泣き喚いたと、度々メールが送られてきます。
激しいイヤイヤ期に苦戦するお母さんが続出することもあり、魔の2歳児ともいわれますよね 。私も苦戦した一人です。
公園から帰りたくないと泣く、ごはんのメニューが思ってたんと違うと泣く、おもちゃが上手に動かせないと怒って泣く、自分でやりたいと泣く怒る、こうじゃないとなく、あーじゃないと怒る、ということが、エンドレスな日々ね。こっちも心をえぐられ続けて疲弊します。
このイヤイヤ期、絵本に助けてもらえたらいいのに!と思って買ったのがこの本でした↓
「いるよね~!こんなこ」
著者:たかいよしかず
出版社:主婦の友社
文字数/少ない
読んであげるなら/約5分
<この絵本のポイント>
ブブタというキャラクターが出てくるのですが、一方からめくるとイヤイヤしているブブタ、もう一方からめくるとすごいね!と褒められて気持ちよがってるブブタが現れ、両面から対象のテーマで読むことができるという仕掛けの絵本です。
2歳児って本人も訳が分かっていないのに色んな要求を口にしている面があります。気持ちの整理をつけてあげる、気持ちに名前をつけてあげると、段々とただの「嫌だ」から「こうしたい」「こうじゃないと嫌」「これ自分でやりたい」と、徐々に要求を具体的に言語化できるようになってきます。その際、べつに泣かなくてもいいんだ、ということも繰り返しの体験から学んでいきます。
でも一朝一夕にはいきませんので…とにかく、「忍耐」ですよね。
絵本の中では、公園から帰りたくないと泣いているブブタ、自分でやりたいと泣くブブタなど、ブブタがイヤイヤ期あるあるを体現しています。落ち着いている時にはもちろん、泣いている時にも絵本を見せてみてはいかがでしょうか。ハッとする瞬間が来るかもしれません。
そして、よくできたときは、すごいね~、と褒めることもお忘れなく。
|