小鉄のための時計絵本
「でんしゃでおぼえる! とけいえほん」
著者:レイルマンフォトオフィス、交通新聞サービス株式会社
出版社:交通新聞社
鉄分/★★★★★
文字数/多め
読んであげるなら/約15~20分
ページ数/24p
小鉄ちゃんが、電車に乗る経験を積んでいくと、何番線だとか、時刻表、電光掲示板、時計など駅の構内にある物に興味を持ち、やたらと数字が書いてあることに気づく時がくるでしょう。気が付いた時がチャンス。
何番線にくるかな?何両編成か数えてみようか。
次は何時に来るよ、あと3分だよ!この駅からこの駅、何分かかるんだって。
数字、特に「時間」をふんだんに使って話しかけましょう。
ぼんやりと、どうやら決まった時間に電車は動いているらしい、という事が分かってきた様子でしたらこの絵本の出番です。
自分でぐりぐりと動かせる時計がついています。長針と短針は連動して動くので、朝~昼~夜という、ひとつながりの1日の流れも理解しやすいと思います。息子がぐりぐり動かし続けて1年くらい、時計が読めるようになりました。電車様様です。
音が出るタイプではないので、持ち歩いて実際に駅で電車の時間を示して教えたり、ファミレスに持っていって料理が運ばれるまでの時間、少しだけお勉強のつもりで読んであげたりしていました。お食事のできる観光列車、寝台特急など、色んな電車が出てきます。読んでいると、旅に出たくなります。
コロナになる前は毎年、東急電鉄さんが夏休みスタンプラリーをやってくれていましたが、去年からはそれどころじゃありません。早く安心して電車に乗せられる日が来ます様に。
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