食育って大事かも、と思える絵本
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「ホットケーキ できあがり!」
出版社:偕成社
文字数/多め
読んであげるなら/約10~15分
ページ数/28p
<この絵本のポイント>
「はらぺこあおむし」でおなじみの、エリックカールさんの絵本です。息子が3歳くらいの時に購入しました。
ホットケーキを作るお話ですが、作ると言っても小麦粉と卵と牛乳と…、という材料あつめをするところからではありません。材料“づくり”からやるのです。
例えば小麦は、畑へ行って麦を刈りとり、もみ殻を叩いて落とし、最後は石臼で挽いて小麦粉を作ります。卵はめんどりからいただき、牛乳は牛の乳をしぼって手に入れる、といった具合。今の生活ではほとんどありえないですが、手間と時間がかかる自給自足をしてますね、主人公は。買えば済むとか、本来なら「食べる」って、そんな簡単なことではないんですよね。子供にどこまで伝わっているかは謎ですが、食の根っこのところを描いているなぁと一緒に読んでいて感心しました。
で、主人公の食べてるような、でっかいホットケーキが食べたいと言うので、フライパンいっぱいのホットケーキを作りました。
イメージはこれです。
実際はこちら
ホットケーキミックス300g分くらい。絵のようにヒョイとはいかなかったので、皿で受け止めてひっくり返すとか、面倒な作業を挟みながらやっと作りました。
お腹いっぱいに食べられて、息子も満足だったようです。今日も当たり前に食べられることに感謝。