絵本のくさむら

小鉄の絵本記録

飯テロ系絵本

 

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めん たべよう! (日本傑作絵本シリーズ) [ 小西英子 ]
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「めん たべよう!」

 

出版社:福音館書店

著者:小西英子

 

鉄分/☆☆☆☆☆

文字数/少ない

読んであげるなら/約5~10分

ページ数/40p

 

<この絵本のポイント>

麺好きの息子。イヤイヤ期で今日はうどん!、やっぱり焼きそば!いやおそば!とあれこれ言って意味不明で困ったときに、今日はこれでいいね!?もう作るからね!「おそば」でいいね!?と、イメージを確認するために、何度も活用しました。おそばを作る時にはおそばのページを台所の床に開きっぱなしにして、今これを作っています!とアピールしながら作ったりしてました。イヤイヤ期のお母さんにはこの絵本の活用法、試してほしいです。

ちなみにこの絵本に出てくる麺類は、うどん、そば、パスタ、ラーメンです。

個人的には焼きそばのページも欲しかったですね。

焼きそばが食べたかったのに…!と泣かれたときは、次の日に焼きそばを一緒に買いに行き、マ〇ちゃんの三食入りを×2袋購入し(自分でかごに入れさせて、レジまでもっていかせて)、冷蔵庫に今夜のメニューは焼きそばです、明日も焼きそばです、などと書きました。(読めなくても約束しましたよ、の証明として書く!そしてお母さんは了解しました、あなたの要求を受け入れましたという意味で、書いているところも見せる!何なら一緒に書く!)

で結局、昼と夜が焼きそばの日を3日間続けましたね。息子氏、さすがに気が済んだらしく、そこから何週間かは焼きそばに対してスン…、という態度をとっていました。今は良き思い出。5才の現在も、いまだにあれが食べたかったのに!と、ぐずることはありますが、イヤイヤ期から比べると一応納得してくれることも増えました。成長。

 

絵本の内容は、麺が、ただただ旨そう、というページの連続です。

麺と言っても色々あるということが、子どもにもわかってもらえる内容だと思います。で、全部うまそう。絵が最高です。油の浮いてる感じとかね。

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今日のご飯はなににしよう?

好きすぎて食いちぎっちゃった赤ちゃん絵本 その2

先日、食いちぎられた絵本その1を紹介しましたが、まだあります。

正直言うと食われているものばかりなのですが、特に愛されていたであろう絵本、食いがひどい絵本を立て続けに紹介します。

 

その2はこちら

 

「しっぽ」

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著者:長新太

出版社:のら書店 どうぶつあかちゃんえほん

 

鉄分/☆☆☆☆☆

文字数/少ない

読んであげるなら/約3分

発売年/2015

 

 

 

<この絵本のポイント>

おそらくシルクスクリーン技法によるものなのですが、色が明瞭ではっきりとしていて、形も単純、シンプルな構成になっています。さすが長新太さんです。

 

最初のページに、何かのしっぽが出てきて、あれ?誰のしっぽだろう?と思ってめくると、しっぽの持ち主が次のページで出てくるという流れが繰り返されます。めくる速度を工夫したり、誰だと思う?と問いかけしたり、ワクワクを増幅させながら読んであげると、ページをめくる手を見つめる子の目がキラキラ輝きます。

読みなれてくると、息子は自分で「誰かな~?」と言いながら一人音読していました。単純な仕掛けだけど子どもの心をグッとつかむみたいです。

 

どれだけ愛されていたかを次の画像でお見せしましょう。

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だいぶ補強されていますね。ページめくりすぎて引きちぎられたり、食いちぎっちゃったりです。

長新太さんの絵本にはとてもおせわになっています。

 

かじっちゃうほど愛される絵本のご購入はこちら↓

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しっぽ (どうぶつあかちゃんえほん) [ 長新太 ]
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好きすぎて食いちぎっちゃった赤ちゃん絵本

最初のブログ記事で赤ちゃんは白黒から認識するらしい、

という事を書きましたが、白黒→色彩→形の輪郭という順番らしいので、一応その順を追うようにして、最初はすごく単純な色彩のモノや、すごく簡単な形の絵本から読み聞かせをしていました。

 

その中でもすごくハマった一冊がこちら。

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とりがいるよ [ 風木 一人 ]
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「とりがいるよ」

 

著者:風木 一人、たかしま てつを

出版社:KADOKAWA

 

鉄分/☆☆☆☆☆

文字数/少ない

読んであげるなら/約3分

 

ページ数/24P

 

 

<この絵本のポイント>

最初はトリが一匹、色も2~3色に絞られていてシンプルな画面構成ですが、段々とトリの数が増えて、転んでる子、小さい子、大きい子、色が違う子、いろんなトリが出てきます。

最初は絵を見比べているだけですが、自分も転んじゃった経験をして、このトリは転んでいる、という絵の意味が分かると、転んだトリを指さして笑ったりしていました。

最後は様々な特徴を持ったトリが集合、カラフルな画面になり、いろんなトリがいて楽しいねぇ、と教えることができます。

 

息子がどれだけ熱心にこの絵本を読んだかは、次の画像でご覧いただきましょう。

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好きすぎて?食べちゃってますね。息子の噛み癖と何でも口に入れる癖は本当にすさまじかったので、こっちも必死で補強したりページを繋ぎ留めたりしていましたが、こっちを直せばあっちが破れるといった具合で、イタチごっこでした。

特に1歳~2歳くらいの時期に読んでいた絵本は、お気に入りほど消耗が激しく、誰かにあげられるレベルではありません。ウ〇チの中から紙の切れ端が出てきたこともあります。絵本としては本望なのでしょうか…。

 

 

図形に興味を持ち始めた子が、出会った触れる本

息子は電車好きのおかげで、数字、ひらがな、アルファベット、時計、漢字(特定の駅名から)読めるようになるなど、学びの幅が広がっています。本当に電車様のおかげです。電車ってかなり実用性のある学びを提供して下さるので、実はめちゃくちゃ優れた教材だと思っています。電車様、ありがたや~、ありがたや~。

 

最近は数字(算数)から派生して、図形にも興味を持ち始めていた息子氏。

そのタイミングで出会った本がこちら↓

 

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さわって学べる算数図鑑 [ 山田美愛 ]
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その名も

「算数図鑑」

 

 

出版社:学研プラス

監修:朝倉 仁

 

鉄分/☆☆☆☆☆

文字数/少ない

ページ数/17P

 

大きさ/22cm×28cm

 

 

<この絵本のポイント>

紙の仕掛けが多数…、というか、ほとんど紙仕掛けで構成されている本です。多角形は展開図から実際に組み立てられるようになっているし、足し算、引き算もゴソッと数字が動くのが触って目で見て理解できるし、掛け算もマルに色がついたりして増えていく様子を発見できるんです。

息子は今のところ、ただただ仕掛けが面白いらしく、しょっちゅう触っています。この前は公園に水遊びに行く日に「持っていく」と言って聞かず、休憩中に読んでいました。そんなに面白いのか…!(重たかったよ!)

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おかげさまで、自然と多角形の呼び方を覚えたりしています。どうしても数字だけだと殺風景ですが、これはオモチャの延長のような本なのでしょうね。白黒だと子どもの興味も半減してしまうようなことでも、カラフルに分かりやすく整理してあるので、また見たい!となるようです。

夏休み中の学習にも一役買ってくれそう。他にも触って学べるシリーズが出ているらしいので、こちらも気になっています。

 

 最近、分解したがりになってきたので、次買うならこれかな・・・↓

 

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きかいのしくみ図鑑 (めくって学べる) [ 小峯龍男 ]
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赤ちゃん小鉄爆誕の絵本

小鉄息子、0才~1才で相当よく読みました。

読んでめくって噛んでしゃぶって、よく読みました。

 

「でんしゃ くるかな?」

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でんしゃ くるかな? (あかちゃんとあそぼ) [ わだことみ ]
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著者:わだことみ

編集:冬野いちこ

出版社:岩崎書店

出版年:2017年

鉄分/★★☆☆☆

文字数/少ない

読んであげるなら/約5分

ページ数/16p

 

 

 

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めくる仕掛けがあるのですが、息子がめくりすぎてページが破れましたので、透明テープで補強しながら読んでいました。

尚、破れた絵本をガッチリ補強するには、セロテープでは役不足です。梱包用の幅広透明テープがいいです。できれば100均ではなく、3Mなどのメーカーがおすすめ。耐久力が違います。

 

さてこの絵本、赤ちゃん向けとはいえ、小鉄のことをよくわかっています。

特急列車、新幹線、SL、在来線といった色んな電車が出てきます。勘のいい子なら、「電車」と言っても色々あるんだなぁ、ということが何となく理解できるのでしょうね。そこから、新幹線にハマる子、在来線にハマる子、はたまたSLにハマる子、枝分かれしてくると思います。

2017年出版なので、今後特急の名前などは古くなっていくかもしれませんが、電車が気になっている子に見せる内容としては、とてもバランスが良いのでは。

0才の息子の、絵本「はじめまして」

~このページは絵本ブログにリニューアルしました~

 

息子が産まれてから、私自身かなり絵本にハマりました。

多くの本を手にする一方で、手放す本も色々とあるので、読んだ絵本の記録ついでに、私たち親子が今までに読んできた絵本のご紹介をしていきますので、内容や感想のシェアができたらいいなと思っています。

 

プロフィールにある通り、息子は小鉄です。1歳のころにはすでに小鉄でした。

ですので、かなり電車関係の本が出てくると思います。同じように小鉄ちゃんを育てている親御さんの参考になるかわかりませんが、基本、鉄分多めでお送りしますので、そういう偏りも含めて楽しんで頂ければ嬉しいです。

 

 

 

最初は息子が初めて読んだ絵本から。

その名も

「はじめまして」

作・絵:グザビエ・ドゥヌ

出版社:小学館

 

鉄分/☆☆☆☆☆

文字数/少ない

 

厚みのある紙、ウレタンの表紙でしっかりできています。

 

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はじめまして [ グザビエ・ドゥヌ ]
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息子はひどい噛み癖がありましたので、各ページ噛まれています。w

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犬の顔無くなってます、ごめんなさい。よく読みました。

 

この本の特徴的なのは、色彩がかなり限られていることでしょう。モノクロームの世界がベースになっています。私は昔、色彩学の先生に聞いた話を思い出して、これはいい!、と思って、息子の初めての絵本に選びました。

色彩学の先生に聞いた話(噂)は、こうです。

産まれたての赤ちゃんは視覚が未発達なので、世界はまだボンヤリしている、でも目を開ける時間が長くなってくるとともにモノを見る能力が開発されていく。その時、①明暗を真っ先に認識し、次に②色彩、最後に物の③カタチ(輪郭)を認識するらしい、というのです。

なら、最初のうちはモノクロームが一番見やすいのでは?と思いました。それが正解だったかどうかはわかりませんが、初めてこの絵本を開いた時、顔の前50cmくらいにある絵本を凝視して、しきりに手を伸ばしていた息子の様子は今でも印象深く残っています。生後4~5か月くらいだったでしょうか。

 

文字量はかなり少なく、動物の名前と、その鳴き声が載っている程度。ページに穴が開いていて、隣のページがチラ見えするという仕掛けになっています。息子は指を突っ込んだり舐めたりして楽しんでいました。

 

初めてのお子さまで、何を最初に買ってあげたらいいのか迷っている方は、参考にしてみて下さい。

 

息子と私の絵本生活は、この一冊からスタートしたのでした。

今後、絵本の紹介は年齢や買った時期に関係なく、順不同な感じでやっていきます。お気に入りの絵本と出会うきっかけになれれば幸いです。